在庫管理システムとは!?表エクセルを使っていませんか?

在庫が合わない!?毎月の棚卸が大変!!でも、在庫誤差の原因が全くわからない。。。
在庫管理のポイントは在庫の入庫・出庫・移動などの在庫の動き・履歴を記録する事です。
あなたの悩みを一緒に解決していきましょう。

在庫管理とは!?

在庫管理とは、必要な商品や資材を、必要な量を、必要な場所へ、必要な時に供給できるようにする事です。

POINT必要な分だけがポイントになります。
不要な商品・過剰な在庫を減らすことでコストを抑えることができるからです。
猫男8

コスト削減?

猫男9

在庫が多いと保管・廃棄コストが増え、不足すると生産の停滞や顧客への影響がでるんだよ。ちょうどいい感じで在庫を持てたら、コストを削減ができるんだ。

猫男8

他に何かいい事あるの?

猫男9

お客さんが喜ぶよ。製品の供給を滞ることなく顧客のニーズに答えていく事で信頼を築きロイヤリティが上がるからね。

猫男9

その他に、データ管理により需要予測やリードタイム(納期)も明確化するので、需要と供給のバランスを保つこともできるよ。

猫男8

そうなると生産計画も立てやすくなるね。

猫男9

品質も上がります。在庫が古くなったり、保管状態が悪化する事もないしね。

猫男8

いい事づくめだから、やらないのはもったいないね!!

在庫管理表・エクセルだけでは足りない

在庫管理をエクセルのみで管理するには、大きな落とし穴があります。
エクセルは数量・計算・集計はできるかもしれませんが、倉庫のリアルタイムの在庫を把握する事ができません。

倉庫で、パソコンを持ちながら仕事はできませんよね。
倉庫や事務所で担当者が入力し忘れたらどうなるのでしょうか。。。
これも、在庫が合わない一つの要因でもあります。

エクセルで在庫管理はできない事はないのですが、在庫管理には不足しているものがあります。
それは、WMS(倉庫管理システム)の機能が必要だからです。

在庫管理システム・バーコード化

WMS(倉庫管理システム)を用いることで、デジタル管理ができ、リアルタイムに正しい在庫を確認することができます。
バーコードを利用してデジタル管理する事で、「When(いつ)」「Where(どこで)」「Who(だれが)」「What(なにを)」の記録が可能になります。何時何分何秒に、どのロケーションで、誰が、何をしたを詳細に記録していくのです。
冒頭でも申し上げましたが、在庫誤差を無くすためには在庫の動き・履歴を記録する事が大事です。
時間を記録していることは、作業時間も集計できますので、作業の速さを数値化できるのです。
Aさんは出荷作業が早い。それってどれだけ早いんですか?
WMSを導入すると、AさんよりBさんの方が早かったなんてことも。。。

POINT商品のバーコード管理
商品には、バーコードを貼り付け、入庫・出庫・移動など全てバーコードを読み取って作業を行っていきます。
商品のバーコード管理をすると、ヒューマンエラー・商品の選び間違いはありません。さらには、商品を覚える必要がないので倉庫作業者は誰でも作業ができる事になります。教育や時間の短縮にもつながりますね。

POINTロケーション(場所)のバーコード管理
場所をXYZのように座標にしてしまえば、何処に保管されているか一目でわかります。商品同様、覚える必要もありません。

ロケーション(場所)のつけ方について

おススメのロケーションは7桁です。

POINTエリア + 棚番 + 距離 + 高さ
E070503( Eエリア 7番の棚 距離は5 高さは下から3段目 )
ロケーションを降順で並び替えれば、遠いロケーションから近いロケーションに並び変わります。

POINTシステム内でロケーション文字列を分解して並び替えれる場合はコレ
エリア + 棚番 + 高さ + 距離
E070305( Eエリア 7番の棚 高さは下から3段目 距離は5 )
倉庫作業者は、左からロケーションコードを読みます。Eエリア7番の棚を認識→高さを把握して、棚の高さを見ながら一気に距離まで動きます。
出荷作業が早い担当者がコッチの方が早く出荷作業ができると言っていたのでコッチの方がベスト。

ロケーションの設置の仕方

初めて、倉庫にロケーションを設置しようとする場合は知識が必要です。
ただ、やみくもにエリアや棚番をつけても出荷作業効率はあがりません。
出荷量や補充頻度、動線、通路幅、作業の高さ、梱包台の位置・大きさ、梱包物の掃き出し、入荷口・出荷口の確保などどれ一つとっても作業効率に関わってきますので。

倉庫の設計後、必要なロケーション数を把握して、バーコード印刷します。
クラウド基幹システム「THC」には、ラベル印刷機能があります。基本的に商品バーコード・ロケーション・顧客の宛名などが印刷できるのですが、一つロケーション作成機能があります。
エリア・棚番・高さ・距離の開始と終了を入力してボタンを押すだけで、1000枚でも2000枚でも簡単にロケーションデータ作成、バーコードが印刷できます。
これは、私自身が物流作業改善のため何回も倉庫レイアウトを変更した経験・経緯があるからです。
正直、倉庫で3000枚のロケーションを貼りかえる作業は疲れます(涙)
物流の改善とは、作業効率(時間短縮)のため改善のPDCAを繰り返します。倉庫レイアウト変更も改善の一つです。

ロケーションバーコードを貼るには二つのポイントがあります。

POINTロケーションバーコードの下地に養生テープを貼る。(棚に直接貼るのNG。売却もできるようにキレイに使いましょう)
ロケーションバーコードを貼る時、右斜め上を折り込んで貼り付ける。(レイアウト変更などはがすことも考慮してください)

WMSシステム料金

エクセルではできないWMS(倉庫管理システム)の機能が必要と言いましたが、価格はいくらなの?
WMS導入前と導入後では、物流作業効率が3倍アップすると思っていただいてもかまいません。
しかし、システム費用も高額になります。私が以前勤めていた企業で導入した際は、
サーバーやシステム購入 約1000万、ハンディターミナル 20万前後/台×人数分
物流人件費が減らせるにしても、簡単には購入できない金額ですよね。
結論から申し上げますと、費用対効果はありました。物流作業時間は大幅に減り、残業も無くなり、短時間で多く出荷できるのですから。物流作業効率を上げなければ、忙しいから雇用を増やすといったように人件費の増加、商品名や場所を覚えたり教育の時間の増加など無駄な費用ばかり今後も増えていきます。
WMSを導入して、誰でも簡単に作業が行えれば、倉庫作業者を派遣会社・パートなどに切り替え人件費を変動費に変えていく事もできるはずです。人件費から比べれば、システム費用は安いものですからね。
最近では、スマートフォンを利用するWMSもあり、費用もだいぶ安くなってきたようです。
それでも重量課金制(出荷件数)であったりして月額5万~15万前後でしょうか。

猫男8

導入したいけど高いんだね(涙)

猫男9

クラウド基幹システム「THC」は、iPhoneで出荷作業ができるんだよ

猫男8

えぇぇぇ!!WMSの機能付いてるの!!

猫男9

みんなには費用を抑えて在庫管理をしてほしいってずっと前から思っていただんだ。
しかも、スタートアップ企業でも導入しやすい値段★

在庫管理システムとは!?表エクセルを使っていませんか?のまとめ

  1. 在庫管理とは必要な商品や資材を、必要な量を、必要な場所へ、必要な時に供給できるようにする事
  2. 在庫管理する事で、売上アップ・コストを削減できる
  3. 在庫管理する事で、顧客満足度があがり、需要予測やリードタイム(納期)も明確化し、品質もあがる
  4. 在庫管理はエクセルだけでは役不足、WMS(倉庫管理システム)の機能が必要である
  5. WMSは、デジタル管理ができ、リアルタイムに正しい在庫を確認することができる。
  6. WMSは、商品やロケーションを覚える必要がないので作業が簡単になり教育などの時間が短くなる
  7. 倉庫レイアウト設計は作業効率に直結するので知識が必要
  8. ロケーションのつけ方は7桁
  9. ロケーションを貼るポイント(倉庫レイアウト変更のため)
  10. WMSの料金は高額であるが、物流作業効率が3倍アップする

在庫管理って奥が深いテーマです。在庫とは経営にとっては重要なポイントにもなります。
あなたも在庫管理について一度見直してみてはいかがでしょうか?

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